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オルペミの日記

鍼灸・日本語教師・放送大学。大人になってからの学問の道。

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背中を治療して自分を大切にするようになった

鍼灸 鍼灸-鍼灸院にて
金曜日、ふくらはぎと背中に鍼をしてもらう。
背中をやっても、別に感情の起伏はなかった。
ふくらはぎの筋肉は相変わらず硬い。
硬くなる原因は木曜の授業かもしれない。上手にやらなきゃ、と緊張しているから。

鍼を抜いてもらったら、寝てしまった。
気がついたら0時。

先生は無言で布団を敷き、寝なさいと言う。

私だけ寝るのかと思ったけど、先生も横に来た。
自然に腕を伸ばして、腕枕をする。
なんで、こんなことするのか聞いてみた。
私が精神的に弱いから、らしい。

私は先生に、背中を治療してもらってから、怖くなった、と伝えた。

自分を大切にするようになった。外食を控えて料理をするのも、その一つだ。
先生のことが好きじゃなくなっている。弟子(になる予定の人)としては先生はよくしてくれるけど、男女としてはひどい対応もあった。

背中の治療をしてから、先生が自分を大切にしてくれないということを気がついてしまった。
どんどん好きじゃなくなる。あのトキメキは、幻だったのか。
そうなると先生に気に入られようと頑張っていたことは何だったのか?
好きじゃなくなるのは悲しい。

まだ治る過程だな、と先生は言った。

寝ぼけながら先生のことをオッパと呼んだ。
日本語で無理やり訳せば「お兄さん」だけど、韓国語の意味は少し違う。
恋人にも言うし
恋人未満の男性にも言うし
尊敬する先輩にも言うし
飲み屋の女性が商売で言うし
本当の血の繋がったお兄さんにも言う。

私の感情では、オッパが一番しっくりくる。でも、先生は私の発音が下手なので嫌がる。それに、これ以上恋愛感情を持ってはいけないという思いもあって、いつもは先生と呼んでいる。

好きじゃない、と言いながら、オッパと呼ぶ。我ながら私の感情は複雑だ。

ドラマのような話では
ここでキスをするのが予定調和だが、そういうことはない。
先生は、ふくらはぎが悪化して性欲がゼロ。
私も、先生のことが好きじゃなくなってきている。
私は寒い…と抱きついたものの、カイロにしか感じない。

知らぬ間に、眠りについた。

翌朝、先生は患者さんを治療していた。私は寝ていた。背中が痛い。

昼、オリジン弁当で、お惣菜とご飯を買ってくる。
食べて休んだら、首と腸骨筋をやろうか、と先生に言われる。
お腹がいっぱいで、寝てしまった。
先生も寝ていたので、もう一度寝た。
また、起きる、まだ先生は寝ている。何度か繰り返した。
今日は無理かも…先生が言った。顔が赤かった。だいぶ調子が悪いみたい。
それで、寝ながら雑談。
主に出会い系サイトの話。
あと、先生が忙しくなったので弟子を探している話とか。
私が将来、患者さんと結婚するかもしれないという妄想話とか。
結局、私の粘り勝ちで、鍼をしてもらえた。
首にしてもらう。
以外にも不安感、不快感はなかった。
視界がクリアになった。
どう?と聞かれたから「先生のことが好きじゃなくなってきた」と伝えた。「わざわざ言わなくてもいいよ。傷つく。言わなくても分かるし」と先生。
ちょっと嬉しかった。
先生はふくらはぎの影響で下半身の調子が悪い。だから、男女の営みがプレッシャーなんだと思う。
でも、精神的には、私の存在意義があったのだろう。腕枕は私のためであり、先生のためでもあったんじゃないかな。都合よく考えすぎだろうか。

夕飯まで、一緒に食べた。
日本の定食なのに、韓国みたいにシェアして食べる。

雨は止まない。
相合傘でコンビニに行く。

私が先生を鍼の先生と意識する前は
先生が私を未来の弟子として意識する前は、
相合傘をして、お互いドキドキしながらデートをした。
遠い昔のような気もするけど今年の春の話。

私はビニール傘を買って、先生にバイバイした。

私の片思いは、もうすぐ終わりそうです。
でも、まだ受け入れる勇気がありません。